2010年01月06日

憲法が生かされる新しい時代へ

憲法が生かされる新しい時代へ

新年あけましておめでとうございます。

憲法が生かされる新しい時代へ


 新年あけましておめでとうございます。

 昨年は戦後50年余り続いた自民党政治が終わり、政治の大きな変革の時代が始まりました。新年を迎えるに当たり、皆さんはどのような希望を抱き決意をされたでしょうか。

 今年は基地問題、格差と貧困を解消する社会保障のたたかい、民医連運動、県連の医療活動でも大きな変革と運動の前進が求められる年になります。大いに学び、活動して各事業所が大きく前進する年にしたいと思います。

 新年早々、1月24日には名護市長選挙が行われます。新基地建設を許さないたたかいで最大の山場になります。稲嶺ススム統一候補の勝利をどうしても勝ち取らねばなりません。民医連と医生協労組の二者協は全力を尽くす必要があります。夏の参議院選や11月の知事選も政治革新にとって重要な選挙となります。

 2月には全日本民医連の第39期の総会が開かれます。民主党を中心とした政権下で新たなたたかいが必要です。格差と貧困の改善に向けて、社会保障を充実させる運動方針や少子高齢社会の疾病構造の変化を踏まえた運動方針案が提起されます。また、民医連運動の更なる前進を指し示す綱領改定も提案されています。今後10年を見通した医療活動方針になっています。

 新沖縄協同病院の医療活動も2年目になり、医療活動の前進と経営の改善が求められています。とよみ生協病院の改装オープンと透析患者会のみなさんの要求もある透析医療の改善方向性も必要です。すべての事業所で民医連方針に添った方針つくりが求められています。特に医師はじめ看護師の獲得と後継者育成は、今後の医療活動にとっては最重要な課題になります。3次長計の課題で名護への診療所建設も医師不足で困難な面もありますが、名護をはじめ北部地域の組合員さんの期待も大きい中、是非医師集団の知恵を出し合い成功させましょう。

 この1年のたたかいは、今後の国のあり方を問う年になりそうです。憲法25条が生かされた医療・介護・福祉をはじめ、憲法9条が尊重される平和な国づくりにも全力を尽くそうではありませんか。

全職員の奮闘を期待しまして新年のあいさつにかえます。
(沖縄民医連会長 新垣安男)



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Posted by 沖縄民医連 at 19:03│Comments(0)沖縄民医連
 
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