医学科を目指す高校生一日病院体験

沖縄民医連

2009年04月24日 16:09

信頼される医師になりたい!


 4月2日、3日の2日間で、昭和薬科大学付属高校と沖縄尚学高校から計13名の受入れをおこないました。

 医師(医学科)を目指す高校生に、施設見学(多職種見学)、医師業務見学ほか、BLS、血圧測定、ギブス巻きなどの体験実習の場を提供しました。

 実習受入れの現場はいつも忙しさと隣り合わせですが、そんな中でスタッフの一所懸命患者に接する姿やピンと張りつめた臨床現場の空気にふれ、参加した高校生はみな目を輝かせていました。

(沖縄民医連医学生担当 後藤勝治)


【学生感想から抜粋】
◆私は、高1のときから医学部に入りたいと思って勉強していました。2年になってから、なぜ入りたいのか分からなくなっていたので、今回の~(中略)~T先生の話をきいたり、実際に患者を診ているところを見たりして、自分が本当にやりたいのは地域医療に貢献することなのではないかと思いました。



◆私は、かぜをひいたときや祖父や祖母の調子が悪い時などは、必ず沖縄協同病院に来ます。それで何度も治してもらいました。それが、医者を志した理由のひとつでもあります。今日の体験では、患者の立場からの病院ではなく、内部から病院を見ることができました。一番感心したのは〝チーム医療〞ということです。薬剤師の方も医師の会議にも参加するし、ひとつの病気に複数の科が関係しているのには、驚かされました。



◆自分の中で医学部にいこうというきっかけの1つになりました。そして、多くの人の命を救いたい、信頼される医師になりたいとおもいます!本当にありがとうございました。

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